韓国造船・鉄鋼R&D投資、日本・中国に大きく遅れ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.17 12:24
「重厚長大産業」の看板格である造船業と鉄鋼業の研究開発(R&D)投資が僅かな水準に留まっている。R&D投資は中国、日本に大きく遅れており長期的に競争力が弱まるだろうという懸念が高まっている。
韓国経済新聞が16日、韓国の造船3社と36社の鉄鋼会社の金融監督院の電子公示を分析した結果、昨年の売り上げ対比R&D投資比重はポスコを除いていずれも1%未満ということが分かった。
現代重工業とサムスン重工業、大宇(デウ)造船海洋など造船「ビッグ3」の昨年のR&D投資は売り上げ対比1%未満だった。現代重工業は昨年の売り上げの0.5%である2836億ウォン(約310億8256万円)をR&Dに投資した。サムスン重工業は売り上げの0.8%である1053億ウォンを、大宇造船海洋は0.5%である914億ウォンをそれぞれR&D費用として支出した。