110兆ウォンの市場、韓国産ドローンの挑戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.17 08:58
自動航空撮影システム「ドローン(Drone)」の人気が高まっている。業界では2010年に52億ドル水準だったドローンの世界市場規模が2023年には1000億ドル(約110兆ウォン)まで拡大するとみている。中国企業は政府の支援で世界ドローン市場でシェア50%以上を占めるほど成長した。国内100余りのドローン製造・販売会社はほとんど部品を輸入して組み立てたり、完成品を輸入して販売している。
蔚山(ウルサン)のある企業がドローンの核心である操作プログラムなどを開発し、産業用ドローンの生産に成功した。主人公はIT・融合専門会社ユシス(USIS)。同社のイ・イルウ代表(46)は顧客の要請でドローンの製作を準備中、誰でも簡単に操作できるドローンを作って世界市場に進出することを決心した。その後2012年1月から2年間、3億ウォン(約3300万円)の開発費を投入し、「GCS操作プログラム」の開発に成功した。「U-ドローン」は完成品も公開した。今月初め特許出願されたGCS操作プログラムは、コンピューターでもドローンを操作できるのが特徴だ。U-ドローンのデザインとフレームも自主開発した。