「第2のセウォル号事故起きる」86%…不安広げる不信を取り除こう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.16 11:49
社会が危険だと考える理由は安全に対する国民意識が依然として低い上に、政府・国会の政策的対応が伴っていないところにある。アンケート調査で63.5%は「安全意識が変わっていない」と指摘した。そうした理由として、▽政府の対策準備の意志と能力不足(30.6%)▽大型事故を簡単に忘れる性向(27.8%)などが挙げられた。明智(ミョンジ)大学政治学科のキム・ヒョンジュン教授は、「言葉では安全共和国を作ると言っておきながら、シンクホールなど大型事故がずっと起き続け、国会に対する不信と政府の無能力を国民が叱咤している」と話した。
国民が最も心配する安全問題は日常的な危険に関連している。昨年ソウル・上往十里(サンワンシムリ)駅で地下鉄追突事故を経験したコ・ヒョンソクさん(23)は、「犯罪よりも地下鉄事故のような日常的な危険に敏感だ。事故が起きる前の安全対策や予防策は依然として足りないと感じる」と話した。