「第2のセウォル号事故起きる」86%…不安広げる不信を取り除こう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.16 11:48
「霧が立ち込め危険が明らかに目の前にあるのに『大丈夫だろう』という考えでみんな注意を注がなかった。安全不感症だった」。
ソウル・陽川区(ヤンチョング)のイ・ソンリョルさん(39)は2月に仁川(インチョン)・永宗(ヨンジョン)大橋で起きた106台がからむ追突事故を体験し安全になっていない韓国社会を体で経験した。昨年京畿道(キョンギド)の高陽(コヤン)バスターミナル火災当時にエレベーターに閉じ込められかろうじて脱出したムンさん(33)も同様だ。彼は「国民の安全意識は少しずつ大きくなっているようだが、管理者は信頼できない。政府と国会が出した対策も抽象的なので依然として不安だ」と話した。1月に京畿道議政府(ウィジョンブ)で発生したマンション火災の被害者であるファン・ジフンさん(34)は、「こうした大型事故は再発しそうだ」と話した。