【社説】市場が飽和だって? セブンイレブンを見よ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.13 14:52
日本最大のコンビニエンスストア・チェーンのセブンイレブンが、昨年も4兆82億円の売り上げをおさめて41年連続で売り上げ増加傾向を記録したという韓国経済の報道があった。営業利益も2233億円で史上最高だ。何より注目される部分は店舗数が41年間、持続的に増えたという点だ。昨年は店舗数を1172店も増やし、今年も1700店をさらに増やす計画だという。日本でコンビニエンスストア市場はすでに飽和し、これ以上開店する場所がないという一部の評価の面目を失わせている。
これは全て革新の結果だ。セブンイレブンは常識をくつがえす新しい商品や販売方式などを絶えず開発して成功した。1978年に開発したおにぎりはいまだに人気商品で、コンビニエンスストア内に現金自動入出金機(ATM)を設置したのもこの企業のアイデアだ。宅配サービスはもちろん公共料金の収納代行、写真印刷など奇抜なサービスを提供して客を呼び寄せた。100円即席コーヒーもまた、カフェでコーヒーを売らなければならないという常識を完全に破った逆発想だった。絶えずブルーオーシャンを探して革新を強調する企業の真の姿をしっかりと見せている例だ。