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ヴェネツィア・ビエンナーレ韓国館20周年…浸水した仮想未来」 美術で問う

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.10 14:48
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ムン・ギョンウォンとチョン・ジュノが韓国館に出展したビデオ・インスタレーション「縮地法と飛行術」(2015)の一つ。(写真=ムン・ギョンウォン、チョン・ジュノ)
地球の大部分が水に浸った。

ヴェネツィア・ビエンナーレが開かれるカステッロ公園で、比較的高地帯に位置している韓国館は水に浸ったこの地域を浮漂のごとく漂っている。ある未来人(女優イム・スジョン)がこの小さな空間で過ごしながら正体の分からない実験を行う。

 
翌月開かれる第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展に韓国が出展するビデオ・インスタレーションの骨組みだ。韓国文化芸術委員会(委員長クォン・ヨンビン)は9日、ソウル大学路(テハンノ)のアルコ美術館でヴェネツィア・ビエンナーレ韓国館の展示計画を発表した。ヴェネツィア・ビエンナーレは1895年にイタリア国王夫妻の結婚25周年を祝うため、ヴェネツィア市が創設した美術展示会だ。300余りある世界各地のビエンナーレの中でも最古かつ影響力のある国際美術展だ。キュレーターが企画した本展示の他に、国別パビリオンの展示が特徴であるため、「美術のオリンピック」とも呼ばれる。

コミッショナーのイ・スクキョン氏(英国テート美術館キュレーター)と参加作家のムン・ギョンウォン、チョン・ジュノが出展する作品の題名は「縮地法と飛行術(The ways of folding space & flying)」。韓国館開館20周年を迎え、パビリオンとしての境界を越えて韓国館とヴェネツィアの過去・現在・未来を省察するという抱負を込めた。3人は共に1969年生まれ。イ氏は「国家的境界が崩れた仮想の未来を背景に、この世の終わりに美術は何ができるか問う」と説明した。続いて「縮地法と飛行術は美術とは全く無関係に見える非論理的概念だが、美術に関連した象徴性がある。物理的法則を越える概念として、既存の観念体系や私たちが事実だと信じていることを問うとき、そこに芸術の役割がある」と話した。全面曲面ガラス張りの韓国館に10分30秒・7つのチャネル映像が設置される。京畿道南楊州(キョンギド・ナムヤンジュ)の映画撮影所で韓国館と同じ大きさのセット場を作って撮影した映像だ。2人の作家が2012年カッセル・ドクメンタに参加した時から一緒に仕事をしている女優のイム・スジョンとファッションデザイナーのチョン・グホが協業した。

◆韓国美術、ヴェネツィア出撃=ビエンナーレは5月9日から11月22日まで開かれる。例年なら6月に開催されていたが、今年はミラノ国際博覧会と時期を合わせるためにイタリア政府が1カ月操り上げた。キュレーターのオクウィ・エンヴェゾーが主催する本展示にはキム・アヨン(36)、ナム・ファヨン(36)、イム・フンスン(46)が招待された。韓国作家が本展示に招待されるのは6年ぶりだ。ビエンナーレ組織委が認めた並行展示で「韓国の単色化」(主催ベルギーボゴシアン財団)も開かれる。光州(クァンジュ)のインスタレーション作家のイ・ミレは上海ヒマラヤミュージアム主催で個展を開く。22カ国40人の作品を紹介する展示「ナイン・ドラゴン・ヘッズ」には、パク・ビョンウク、ユ・ジョンヘ、シン・ユラら韓国美術家10人が参加するなど、いつも以上に多様な韓国現代美術がヴェネツィアに紹介される。

一方、本展示に招待されたナム・ファヨンは大学路アルコ美術館で国内初の個展「時間の技術(Time Mechanics)」を開く。今月9日から6月28日までで、フランス国立図書館に「コレアン109」という名前で所蔵されている『直指心体要節』(1377)を主題にした映像などが公開される。

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