日本、古代史も歪曲…任那遺物に変わった三国遺物8点(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.09 10:10
日本文化庁のホームページと6日に検定を通過した8点の中学校歴史教科書のほとんどに「任那日本府説」が広がったのは、日本政府の執拗な「歴史歪曲」の産物だ。独島(ドクト、日本名・竹島)の領有権を主張し、旧日本軍の従軍慰安婦の強制連行を否定するよう誘導した「近代史歪曲」にとどまらず、4世紀半ばの倭、すなわち古代日本が韓半島(朝鮮半島)南部を支配したといういわゆる任那日本府説を強化し、「古代史歪曲」にまで乗り出したのだ。
日本文化庁の文化遺産紹介コーナーに登場した「任那」という言葉は、倭の韓半島支配を意味する任那日本府説に基づいた表現であり、古代史歪曲の典型に挙げられてきた。
その間、日本文化庁のホームページに三国時代・慶尚南道昌寧(チャンニョン)で出土したと表記されていた金製の王冠をはじめ、金銀装環頭大刀柄、金銅翼状冠飾など主に4-6世紀の出土遺物8点は突然「出土場所:任那」に化けた。この遺物を保管している東京国立博物館では出土地域を「韓国昌寧」と表記している。