日本の教科書検定の結果に…中国「重大な懸念を示す」
ⓒ 中央日報日本語版2015.04.08 10:21
中国政府が日本の中学校社会科の教科書検定の結果に対して「強い責任感を持ち、正確な歴史観を若い世代に教育するように」と強く促した。
中国外交部の華春瑩・副報道局長は7日、定例ブリーフィングで「中国は日本国内の動向に対して重大な憂慮を示している」とし「日本が侵略の歴史を反省し、実際の行動を通じて周辺国との関係改善のために努力してほしい」と伝えた。
日本政府の検定を通過した教科書18種は全て尖閣諸島(中国名・釣魚島)が日本の固有の領土であると表現している。これに対して「釣魚島は中国の固有領土で、歴史的・法理的にも十分な根拠がある」としながら「日本側がどのような手段で誤った主張を宣伝しても、釣魚島が中国に属しているという事実は変えられない」と主張した。