益山ジュエリー団地、中国からUターン企業集まらず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.07 16:27
6日午前、全羅北道益山市朗山面(イクサンシ・ナンサンミョン)の第3産業団地。ジュエリー専用団地の敷地18万1600平方メートルのうち60-70%は空き地で、雑草が生えている。企業名が書かれた木の表示板は字が薄れ、一部は倒れている。「世界的なブランド育成」を掲げて推進した益山ジュエリー産業団地の現状を象徴的に表すようだった。
当初23社が入居することになっていたこの産業団地に今まで工場を建てたのはわずか8社。さらに生産設備を稼働しているのは4社にすぎない。イ・ミョンギル・ファッションチェーン社長(54)は「地価を含めて50億ウォン投資したが、現在は生産ラインの30%だけを稼働している」とし「人件費や運営費などで毎月5000万ウォン(約550万円)の赤字が出ている」と話した。また「周囲からは『人件費が安くて規制も少ない東南アジアに行くべきなのに、どういうつもりで韓国に来たのか』という話をよく聞く」と語った。