イランの次は北朝鮮の核…韓国が対話を率いるタイミング
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.04 09:34
ケリー米国務長官は2日(現地時間)、スイス西部ローザンヌで「一歩踏み出した」と語った。米国など主要6カ国とイランが約12年にわたるイラン核危機を解消する妥協案を作った後だった。
双方が合意した包括的行動計画は、イランが核兵器開発を放棄し、国際社会はイラン制裁を解除するのが骨子だ。イランは▼ウラン弾とプルトニウム弾の開発につながらないよう高濃縮ウラン(HEU)分離をしない▼武器級プルトニウム抽出をしない--ことにした。国際原子力機関(IAEA)がこれを徹底的に検証した後、米国と欧州連合(EU)は制裁を解除する。最終合意は6月までだ。オバマ米大統領は「歴史的な合意」とし「米国と同盟、世の中がより安全になった」と叫んだ。
イラン核問題交渉が妥結した日、ワシントンとテヘランは世界のニュースの中心になった。同日、北朝鮮は開城(ケソン)工業団地入居企業に対し、自ら一方的に決めた賃上げ案に基づいて3月の給料を支払うよう公文書を送った。6カ国協議は2008年12月以降、話がない。