米国院内代表「安倍首相、慰安婦に謝罪するよう願う」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.03 08:34
朴槿恵(パク・クネ)大統領が2日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で米国のナンシー・ペロシ下院民主党院内代表ら下院代表団に会って「日本軍の慰安婦被害者が90才近い高齢であることを考慮すると、この問題は早期解決されなければならない」として緊急性を説明したと青瓦台関係者が伝えた。
2007年にマイケル・ホンダ議員主導の慰安婦決議案が通過した当時、下院議長をつとめたペロシ院内代表らも女性人権レベルで問題解決の必要性について共感したという。
ペロシ院内代表は、ソウル都染洞(トリョムドン)の外交部庁舎を訪れて尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と面会した席で「すでに多くの慰安婦被害者が亡くなった。その子孫はいまだ苦痛を受けている」と話した。その後、記者たちに会って安倍晋三首相の米連邦上下院合同演説に関して「私たちは慰安婦問題について聞きたいことを明らかにしてきた。安倍首相が演説でそのようにするのかしないのかは私が言うことではないが、彼が声明(statement)を通じて日本人を慰安婦問題の負担から自由にすることを願う」と述べた。