現代車も自律走行技術公開…車が割り込めば自動減速(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.01 11:33
運転手の心拍数が突然、正常範囲(1分間に60-100回)を超え、1分間に180回まで上がる。スマートウォッチで運転手の健康問題をいち早く感知した自動車は運行を止め、ハンドルを回して道路脇に向かう。停止した車は周囲にある救急車を車両間通信(V2V)で呼び出し、運転手を病院に送る。
現代自動車が今後5年以内に現実化する自律走行車(無人車)の実際の走行の姿だ。アウディ・ベンツのような自動車メーカーだけでなく、アップル・グーグルなど情報技術(IT)企業までが自律走行車競争に参入した中、現代車が「2020年の量産」を目標に掲げた自律走行車プロジェクトのビジョンは「最も安全な車」だ。コンピューターが運転手に代わるという概念ではなく、人が最も安全な状態で運転できるよう助ける人工知能(AI)の形態だ。