【時論】大韓民国は教育実験共和国?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.30 14:44
先日、大勢の保護者が参加した大学入試説明会場で、ある講師が「大学入試制度変更禁止法の制定が必要だ」と主張すると、保護者らは歓呼して同意したという。
「毎年変わる教育政策のため負担が大きい」「高3は実験マウスか」という自嘲的な声が教育現場はもちろん、多くの学生や保護者から出ている。高1・2・3年にはそれぞれ異なる類型の修学能力試験(日本の大学入試センター試験に相当)が適用される。高2が受ける2017学年度修学能力試験は国史が必修科目で、高1が受ける2018年度修学能力試験は英語が絶対評価に変わる。また、教育部が推進している文・理科統合教育課程に基づき、2021学年度修学能力試験もすでに全面改編が予告された状況だ。「上の子と下の子の教科書が異なり、入試制度があまりにも複雑なので分かりにくく、子どもを指導できない」という保護者の嘆きが出てくる。