【コラム】米中の間に挟まれた韓国のジレンマ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.27 10:46
AIIBも同じだ。参加国募集で話が終結するのではない。もしオバマ大統領が議会と手を握り、環太平洋経済連携協定(TPP)を議会で通過させれば、ワシントンとソウルはアジアで経済規則を発展させる好機を迎えることになるだろう。
一方、中国のAIIBプロジェクトはどの方向に流れるのか確実でない。中国の経済成長が鈍化すれば、北京は自らの国外野望を国内で正当化させるのがさらに難しくなるはずだ。その場合、世界銀行やアジア開発銀行(ADB)と協力するのがさらに魅力的に見えるだろう。