【コラム】1%金利時代の「ミニ好況」とその後=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.26 09:33
韓国経済に久々に温もりが広がっている。春の気配に乗って来たうれしい便りだ。1%金利時代を迎え住宅取り引きが大きく増え、マンションやオフィステルの分譲現場は申込みの熱気が熱い。今春の引っ越しはこの10年で最大になる見通しだ。合わせて不動産仲介業者、引越しセンター、住宅修理・インテリア業者、家具・家電業界が鼻歌を歌うことになるものとみられる。マンションの新築・再建築があふれ建設現場の日雇い労働者は仕事の心配がなくなったという。
株式市場もうごめいている。KOSPI指数が2000ポイント台を回復した。原油価格下落とウォン安で上場企業の業績が良くなるだろうという期待が起こる。外国人投資家が戻ってきて2月以降4兆ウォン相当の株式を買い入れた。昨年苛酷な減員に苦しめられた証券会社の従業員は久しぶりに明るい顔で退社後に会食の席を持つ。