外交院に朝鮮対日外交の開拓者「李藝」の銅像
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.25 10:15
朝鮮前期の対日外交の基礎を築いた忠粛公・李藝(イ・イェ、1373~1445)の銅像が国立外交院に立てられる。
25日、国立外交院で開かれる銅像除幕式には趙太庸(チョ・テヨン)外交部第1次官、尹徳敏(ユン・ドクミン)国立外交院長や別所浩郎駐韓日本大使などが参加する。外交部は2010年「外交人物」に李藝を選んだ。
李藝は近代以前の対日外交を主導した専門外交官として評価されている。初めて日本の地を踏んだのは1400年だった。8歳の時、倭寇に捕らえられた母親を探すために対馬に行ったが、ついに探し出すことができなかった。その後43年間、朝鮮通信使などでおよそ40回にわたり日本に派遣され、韓日間の政治・文化交流を導く一方、拉致朝鮮人667人の帰還を成功させた。