韓国、AIIB持分6%得てこそ実益確保
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.24 11:55
韓国が中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加する場合、少なくとも6%程度の持分を確保してこそ自分の意見を出すことができると予想される。韓国政府はAIIBの発足を控えて米国まで協力するとの立場に旋回しながら、中国の持分を最小化して韓国の持分を最大化する方針だ。
企画財政部高位関係者は23日、「AIIB持分の6%を確保してこそわれわれの実益を確保することができると判断している」と明らかにした。韓国は現在、国際金融機構のうちアジア開発銀行(ADB)で持分(5.06%)を最も多く保有している。国際通貨基金(IMF)など他の国際金融機構持分は1%水準に過ぎない。
AIIBは3月末までに創設加入国了解覚書(MOU)を結んだ後、6月末までに支配構造や運営方向等を盛り込んだ協定文をまとめる予定だ。初期納入資本金100億ドルでスタートし、授権資本金1000億ドル規模に拡大するものと予想される。