安倍首相に会った韓日元老「第2の国交正常化を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.24 07:54
韓国と日本の元老級指導者が23日、安倍晋三首相に会い、「第2の韓日国交正常化」を推進する心情で両国関係の改善に向けて努力することを提言した。李洪九(イ・ホング)元首相(81)を座長とする韓国側元老6人は福田康夫元首相(79)ら日本側の元老5人とともに首相官邸を訪問し、終戦70年と国交正常化50年を迎え、韓日関係の改善に向けた安倍首相の政治的決断を促した。
李洪九元首相はこの席で、「1965年の韓日国交正常化は非常に難しい状況での決断だった」とし「現在、両国間で懸案がこじれているが、重要な峠をうまく乗り越え、第2の国交正常化を成し遂げなければいけない」と強調した。これに対し安倍首相は「私も同じ考えだ。両国の現在の国民だけでなく未来の国民を考え、韓日関係の改善のために努力する」と述べた。また「一日も早く朴槿恵(パク・クネ)大統領と首脳会談を行い、韓日関係だけでなく、地域の平和を議論することを望む」と話した。