<TED2015>「自動車の未来」総集結 トヨタはi-Road公開(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.20 13:33
18日(現地時間)、カナダ・バンクーバーの「TED2015」展示館のうち、トヨタ自動車の広報館には特に多くの人々が集まった。トヨタの超小型電気自動車「i-Road」に試乗するためだ。i-Roadの車両の長さは2.3メートルで、幅は1メートルにもならない。車輪は3つだ。試乗をするためには2日待たなければいけない。トヨタの職員は「午前10時から午後6時まで30分ずつ試乗できるよう枠をつくったが、予約者が多くてスケジュールが埋まっている」と話した。
今回のTEDカンファレンスは自動車の「未来概念」がどう変わるか提示した。電気自動車や車両共有サービス、さらに自律走行車まで「未来の自動車像」が総集結した。TEDの公式スポンサーのトヨタが多数のモデルの中であえてi-Roadを展示した理由もこれと無関係ではない。実際、トヨタは2010年の車両設計当時からi-Roadを販売ではなく地下鉄・バスなど大衆交通手段との連結性を高める運送手段として開発した。すなわち「欲しい車」ではなく、いつどこでも「自転車のように借りることができる車」がi-Roadということだ。実際、トヨタは昨年、愛知県でi-Roadで車両共有サービスを実施した。