【外から見る韓国】賃金引き上げをめぐる韓国政府の二重性(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.19 10:45
賃金問題が韓国でニュースだ。韓国政府は2つの戦場で賃金問題に対し強硬だ。政府は韓国ではさらに高い賃金を、韓国よりはるかに貧しい北朝鮮では賃金上限線を高めないという立場だ。韓国政府の勝算はそれほど大きくない。
朴槿恵(パク・クネ)政権は経済協力開発機構(OECD)平均に満たない経済成長率を高めるため最低賃金を高めようとする。労働者の財布にお金が入れば労働者が支出を増やすことになり、その結果固定化されている消費不足問題が解決されるという希望からだ。