中国に続き米・欧州・中東も…「韓国化粧品」が世界を揺るがす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.17 16:05
韓流ブームに後押しされて韓国産化粧品ブランドが海外市場で目覚ましい活躍をしている。化粧品輸出市場は中華圏を越えて北米、欧州、中東、中央アジアなど世界へ拡大している。アモーレパシフィックの「雪花秀(ソルファス)」、LG生活健康の「后(フ)」など大手ブランドの他にもMISSHAやTONY MOLYなどの中堅ブランドまでが「Kビューティー」ブームに加勢している。
万年赤字を免れなかった化粧品貿易収支は昨年初めて黒字を記録した。輸出額が19億2001万ドルで2013年より50%以上急増しながら、輸入額(16億9080万ドル)を2億2921万ドル上回った。
化粧品が主要輸出品目に成長した背景には、アモーレパシフィックやLG生活健康の他に、韓国産の中低価格ブランドも大きな役割を果たした。ABLE C&CのMISSHAは水分供給エッセンス「ザ・ファースト・トリートメント・エッセンス」を前面に出して世界29カ国に進出した。最近では輸出地域をポーランドやチェコ、スロバキアなど東欧まで広げている。昨年、東欧地域で2013年に比べて38.5%増加した455万ドルの売上高を記録し、今年は550万ドルを目標にしている。