<インタビュー>「村田製作所の社員は社長の私にどんな話でもみんなする」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.03.17 13:27
村田恒夫社長(63)は創業者である村田昭(1921~2006)の三男だ。父は1991年に長兄の村田泰隆に経営権を譲り、2007年に長兄が事業から手を引き第3代社長に就任した。次兄の村田理如は2000年に会社を離れ京都市内で美術館を運営している。長兄が社長として務めた16年間に村田恒夫は米国やドイツなどの事業所で勤務した。彼は「私がもし本社だけで働いたとすれば現場の声を全く聞けなかっただろう」と話す。彼から現場経営の重要性と21世紀にも通じる匠の精神を聞いてみよう。
――世界のコンデンサー市場を制覇することになった秘訣は何か。