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SHINeeにハマった東京ドーム…5万ファン、4時間熱狂

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.16 11:25
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14~15日、日本デビュー以来初めての東京ドーム公演を開催した5人組男性グループSHINee。左側からオンユ、ミンホ、ジョンヒョン、キー、テミン。(写真提供=SMエンターテインメント)
「SHINeeの東京ドーム公演おめでとうございます」

14日、東京都文京区の東京ドームホテルの窓にはこのようなカードが掲げられていた。オンユ(26)、テミン(22)、ジョンヒョン(25)、ミンホ(24)、キー(24)らSHINeeメンバーのハングルの名前も見える。43階規模で1006室の客室を備えたこのホテルは2カ月前には満室となった。14~15日に開かれるSHINeeの初の東京ドーム公演を見るために、日本各地から集まったファンがドームから一番近いこのホテルを真っ先に予約したからだ。ミオケイコさん(36)は「SHINeeの東京ドーム公演はファンが待ち焦がれた舞台」とし「メンバーそれぞれが本当に多くの努力を傾けた。東京ドーム公演という夢をかなえられてうれしい」と話した。

 
今回の東京ドーム公演は昨年9月から開かれた「SHINee WORLD 2014~I'm Your Boy~」のフィナーレ公演だった。SHINeeは日本で3rdアルバムを発売した記念として、この公演を企画した。千葉・静岡・群馬・栃木など日本全国20都市32公演を行った。

SHINeeの戦略は「現地化」だった。通常、日本の新人歌手はデビュー後は小劇場公演から始めて基礎を固める。海外アーティストにもこのような現地化戦略が通じるということは東方神起の事例で検証された。2004年に日本でデビューした東方神起は小劇場公演から始めた結果、デビュー10年目となる2013年ごろ、海外アーティストとしては初めて横浜・日産スタジアム(7万人)で公演する成果を上げた。

SHINeeは2011年の日本公式デビュー後、1000~2000人規模のホール公演を重ねて認知度を少しずつ上げてきた。その後アリーナ公演(1万~2万人規模)を経てドーム公演(5万人)に至るまで4年がかかった。累積観客数は77万人に達する。SMエンターテインメントのキム・ウンア言論広報室長は「音楽市場規模から見た時、日本は米国に次ぐ世界2位の市場として音盤および公演市場が大きい」とし「韓流人気に便乗したイベント性の大型コンサートを開くより、中小都市を回って認知度をアップさせる努力を重ねてきた結果、今回のドーム公演全席完売を達成することができた」と話した。

SHINeeの東京ドーム公演は4時間。本来予定されていた時間より1時間も超過した。メンバーは横74メートル、縦46メートルの舞台を縦横無尽に動いて合計32曲を歌った。長い長い公演の幕が下された時、舞台の後から現地スタッフの拍手が沸き起こった。最後のアンコール曲である『LOVE』を歌って大泣きしたジョンヒョンは「舞台に上がった瞬間、本当に広いドームにファンが付けている腕輪のグリーンライトがいっぱいで、一つ目の曲を歌う前から泣くところだった」とし「東京ドーム公演を通じてメンバーと多くのことを分け合い、ファンのエネルギーをもらって素晴らしい舞台づくりができた」と話した。今回の公演企画を引き受けたユニバーサルミュージックジャパン関係者は「SHINeeは歌唱力とダンスの実力が素晴らしいうえ、それぞれのキャラクターが重ならず、日本で人気がある」と伝えた。

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