米中次官補が同時訪韓…「THAAD・AIIB圧力」強まる韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.16 08:49
米国はしようというが、中国が反対する。韓米間のイシューである高高度ミサイル防衛(THAAD)体系のことだ。一方、中国がしようというが、米国が好まないものもある。韓中経済外交懸案であるアジアインフラ投資銀行(AIIB)参加だ。米中の間に挟まれた韓国外交の現状だ。
こうした中、米国と中国からそれぞれ韓国関連業務を担当する外交当局の次官補が今週、ソウルを訪問する。同時訪韓自体が異例であるうえ、時期的に妙な偶然だ。外交部によると、15日午後遅くに入国した中国の劉建超外務次官補は18日まで韓国を訪問する。米国のラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は16、17日に訪韓する。2人はカウンターパートである外交部の李京秀(イ・ギョンス)次官補と会談した後、趙太庸(チョ・テヨン)第1次官を表敬訪問する予定だ。