韓国、「青年失業者100万人時代」…雇用市場も「日本の失われた20年」へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.12 14:16
韓国国内のアルバイトが100万人を超えたのは、雇用市場の質的構造が悪化しているからだ。年2-3%ほど経済は成長しているが、いわゆる「良質の雇用」創出能力はむしろ後退している。成長と雇用が別々に動いているのだ。多くの専門家が構造改革を通じて成長潜在力を画期的に引き上げない限り、韓国経済は「雇用なき成長-成長なき雇用」を経て「成長・雇用なき経済」に向かうという警告を出している。
◆50代が主導する「雇用好況」
昨年の就業者の増加は約53万3000人。2002年以来12年ぶりの高水準だ。経済協力開発機構(OECD)基準の雇用率(15-64歳)は65.3%から0.9ポイント増えた。朴槿恵(パク・クネ)政権が経済目標にした雇用率70%に少し近づいた。