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「韓国建設会社、日本を追い抜き最高点に…万歳を叫んだ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.11 10:14
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海外建設市場で韓国の建設会社の活躍が目立つ分野のひとつが高さ200メートル以上の超高層建築だ。アラブ首長国連邦、マレーシア、フィリピン、インドなど、すでにさまざまな国のスカイラインを変えてきた。しかし最近の活躍に比べ韓国の超高層建設輸出の歴史はそれほど長くない。1998年にマレーシア・クアラルンプールに建設した高さ452メートルのペトロナスツインタワーが最初だ。このビルの新築時に総括責任者を務めたサムスン物産のキム・ギョンジュン副社長(61)は、「超高層ビルは国の経済力と技術力を見せる象徴。輸出が遅れたのはそれだけ技術集約型分野のため」と話す。

韓国の初めての超高層輸出品であるペトロナスツインタワーは同じ超高層ビル2棟で構成される。1棟は韓国のサムスン物産と極東建設が、もう1棟は日本のハザマが作った。当時世界最高層ビルだっただけに世界の関心は高かった。「92年に着工したが経験不足と技術力の限界は明らかでした。事業初期から日本と工程の違いが生じました。日本の技術と経験を肩越しに学びながら昼夜分かたず手足がはれるほど働きました」。

 
そのおかげで韓国企業は日本を追い抜いて最高点に到達した。「96年3月6日の明け方ごろだったが、僑民らとともに上がって万歳を叫んだ。いまでもその時を思い出すと胸が詰まる」と話した。このことは当時韓国の建設が安い労働力だけでなく技術力まで備えたということを世界に知らせる契機になった。韓国の建設の位置付けが高まったのはもちろんだ。その後超高層ビルだけでなくプラントなど韓国の建設会社の技術集約型商品輸出が本格化した。

「本社超高層チーム長だった2004年にアラブ首長国連邦のブルジュ・ハリファを受注したが、当時世界有数の企業7グループと競争しました。ところが工事期間と工法など技術面でわれわれが最も良い点数を受けました。超高層建設輸出10余年で施工技術力が最高水準に上ったのです」。キム副社長は、「技術と経験が豊富で、当面は韓国企業が世界の超高層建設市場を掌握するだろう。これまでの超高層ビル建設経験を生かせば高付加価値分野でもいくらでも勝算がある」と強調した。

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