直球から隠喩へ…朴大統領の対日発言、緩やかに(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.03.10 10:06
ウェンディ・シャーマン米国務省次官の過去の歴史発言、日本外務省ホームページの「韓国と基本価値の共有」表現削除、そしてマーク・リッパート駐韓米国大使の襲撃事件まで。
寝ても覚めても連日の「外交爆弾」だ。相次ぐ突出事件で大韓民国の周辺情勢が緊迫している。この渦中で外交界は1日の朴槿恵(パク・クネ)大統領の69周年三一節記念演説に注目した。おりしも駐日大使出身の李丙ギ(イ・ビョンギ)氏を新任大統領秘書室長に任命した直後だった。日本の菅義偉官房長官がこれに呼応したように「(李丙ギ新任秘書室長が)韓日関係のために最善を尽くすだろうと大きく期待している」として公式論評したのも異例だった。