グーグルは無人車、サムスンはIoT、日立は鉄道…M&Aで新事業開拓
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.09 10:47
グローバル企業のM&A(企業の合併・買収)は事業シナジーを通じて収益性を高めようという趣旨で推進されてきた。しかし最近は未来収益事業の発掘を重視して進めるグローバル企業が増えている。サムスン電子のループペイ買収やグーグルのソフトカード買収もモバイル決済事業に参入するための布石だ。産業環境が急変すれば、自らの研究開発(R&D)だけで新事業に進出するのは難しいと判断しているからだ。
2010年までスマートフォンの代名詞のような存在だったブラックベリーがモバイル時代に適応できず衰退の道を歩んだように、モノのインターネット(IoT)、エコカーなど新しいパラダイムに対応できなければ一瞬にして崩れるおそれがあるという懸念が反映されている。