朴大統領、“中東のバフェット”に「韓国に投資を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.05 09:06
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中東を歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領が4日、サウジアラビアの首都リヤドのフォーシーズンズホテルで開かれた「両国ビジネスフォーラム」に出席した。朴大統領は原子力・新再生など未来エネルギー分野で両国間の経済協力を拡大することを提案した。
朴槿恵(パク・クネ)大統領は中東歴訪3日目の4日(現地時間)、「セールス外交」で一日を送った。まず朴大統領は「中東のウォーレン・バフェット」と呼ばれるサウジアラビアのアルワリード・キングダム・ホールディング・カンパニー(KHC)会長に会い、韓国への投資を要請した。アルワリード会長はアブドル・アジズ初代国王の孫で、タイムズ紙(1997年)が中東の「ウォーレン・バフェット」に例えた投資の鬼才だ。KHCは世界的な投資会社で、シティグループ、ペプシコーラ、アップル、ツイッター、タイムワーナーなど多国籍企業に投資している。資産規模は120億ドル。
朴大統領はアルワリード会長に「文化分野など韓国に対する投資の価値は多い」とし「サウジの国家長期戦略20124と韓国の経済革新3カ年計画は通じる点がある」と述べた。またに「サウジの資本力と韓国の技術力を結びつけ、シナジーを拡大する必要がある」と強調した。