【コラム】韓国のソフトパワー「鄭明勲」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.03.03 16:32
韓国の好イメージを海外に知らせるのに何が最も重要だろうか。サッカーに熱狂する欧州で車範根(チャ・ボムグン)や朴智星(パク・チソン)は強い韓国のイメージを与えてくれた。2人の誠実さと闘志は欧州サッカーファンに深い印象を残し、今でも称賛の対象だ。お金さえ出せば広告ができる商品とは違い、個人の努力と業績は深い余韻の感動を与える。
映画監督も文化大国のフランスで韓国の地位を高めるのに決定的に寄与した。世界で映画好きが多いことで有名なフランスの人々は、ぎこちない発音ではあるが、金基徳(キム・キドク)、洪尚秀(ホン・サンス)、朴賛郁(パク・チャヌク)、李滄東(イ・チャンドン)、奉俊昊(ポン・ジュノ)などの名前を覚えている。印象的な映画に対する個人的な分析も相当なものだ。大学で韓国映画に関する講義が開設されれば多くの学生が集まる。