日本タイガー商会の「地球ゴマ」、94年にわたる生産を中止
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.03 11:17
別名「地球ゴマ」と呼ばれるジャイロスコープゴマを作ってきた日本のタイガー商会が94年にわたった製品生産を中断する。ジャイロスコープは回転体の力学的な運動を観察する実験器具で回転儀ともいう。地球が自転するのを証明するのに活用され、「地球ゴマ」という別称を得た。
米チャンドラーカンパニーは1917年ジにャイロスコープをおもちゃの形で初めて作った。日本では時計職人だったタイガー商会の創業者が1921年に開発した。この製品は日本で1960~70年代に年間20万~30万個が売れた人気商品だが、最近の需要は全盛期の10分の1に減った。職人3人の年齢も高く、会社をたたむことにしたのだ。