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朴大統領、中東4カ国歴訪…ICT・医療・金融韓流に足がかり

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.02 16:03
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朴槿恵(パク・クネ)大統領がクウェート、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールなど中東カ国歴訪のために1日、出国した。

朴大統領は歴訪期間中に4カ国首脳らとそれぞれ二国間会談を通じてエネルギーや保健医療、情報通信技術(ICT)など高付加価値の新しい成長動力分野での協力拡大を話し合う予定だ。朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席は「韓国企業の中東進出50周年を迎えて第2の中東ブームを韓国経済の新たな成長動力として活用するというのが今回の歴訪のテーマ」と説明した。朴大統領も同日の出国に先立ち、三一節記念演説で「今回の歴訪を通じて第2の中東ブームで第2の経済復興のための土台づくりができるように総力を尽くしてビジネス外交を行う」と話した。

 
朴大統領は4カ国すべてで両国経済人が参加する大規模なビジネスフォーラムを開き、韓国企業の現地受注活動を支援する予定だ。今回の歴訪にはサムスン電子や現代自動車など115の企業や経済団体で構成された歴代最大規模の経済使節団が同行する。エネルギー、建設、製造、情報技術(IT)、保健医療、金融など幅広い分野の企業が参加するが、その半分以上が中堅・中小企業だ。

朴大統領は3日まで、最初の歴訪国であるクウェートを訪問する。8年ぶりに行われる韓国大統領のクウェート訪問だ。3~4日には最大原油供給国であり海外建設受注市場であるサウジアラビアを訪問し、エネルギー・原子力発電所、建設・プラント、保健・医療、ICTなどの分野の協力について話し合う。引き続き4~6日はアラブ首長国連邦を訪問する。中東歴訪の最後の国家であるカタール(6~8日)では、患者送出など保健医療、ワールドカップ関連のインフラ建設投資、原子力、ICT、教育、文化など新しい協力分野を積極的に発掘する方案が推進される。朴大統領は7泊9日間の歴訪を終えた後、9日午前に帰国する。

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