【外から見る韓国】認めるべき朴正熙大統領の功労(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.25 14:30
新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表が李承晩(イ・スンマン)、朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領の墓地を参拝した。よくやった。文代表は次の大統領選挙に出馬する可能性が高い。自分が全国民を代表すべきだということを彼は知っている。文代表が述べたように、李承晩元大統領は大韓民国を建国し、朴正煕元大統領は産業化に着手した。ファクトだ。しかし鄭清来(チョン・チョンレ)最高委員は「ユダヤ人がヒトラーの墓に行って参拝できるのか」と述べた。なぜ朴正煕元大統領はより広い範囲で尊敬を受けられないのか。
マイケル・ブリーンが投じた質問だ。『韓国人を語る』の著者である彼は1982年からソウルに暮らしている。韓国に対する一部の外部世界の態度で彼は理解できないことがある。私にこのように尋ねた。「過去の進歩的な西欧人が彼らの敵である共産国家よりも韓国のような権威主義同盟国に対してより否定的な性向を見せた理由は何だろうか。権威主義的な統治者が主導した経済成長を本能的に嫌う理由は何か」。
良い質問だ。2つの意味で難しい質問でもある。答えるのが難しく、また当惑する。一部の西欧知識人は過去の自分たちの二重基準と意図的なまぬけさを認めなければいけないからだ。