現代車、2兆ウォン投入で商用車勝負に賭け…全州工場、2020年までに10万台体制
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.17 17:16
現代自動車が2020年までに2兆ウォン(約2100億円)を投資して乗用車部門よりも遅れをとっている商用車部門の競争力を強化することにした。現代自動車は16日、「商用車生産基地である全州(チョンジュ)工場の新・増設など生産能力拡大に4000億ウォン、商用部門の新車および研究開発(R&D)に1兆6000億ウォンなど合計2兆ウォンを投資して全州工場内にグローバル・トレーニング・センター(GTC)等を新設することにした」と明らかにした。
現代車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長(77)は大規模な投資を通じて世界市場で2.1%を占めるのにとどまっている商用車部門の競争力を大幅に引き上げる計画だ。商用車市場は着実に成長している。2014年は年間312万台だったグローバル商用車市場規模は2020年には年間396万台と約27%(年平均4.2%)拡大すると予想される。