東京の渋谷区役所「同性カップル証明書」議論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.13 09:07
東京都の渋谷区が、同性カップルの権利を保障するために「結婚に相当する関係」という証明書を発行する案を推進していると東京新聞が12日報道した。日本国内の自治団体が同性カップルを公式に認めるのは初めてだ。伝統的な家族制度が揺らぎかねないとして議論も予想されている。
渋谷区は「法律が認める家族ではないという理由で同性カップルがアパート入居や病院の面会を拒絶されるなど問題がある」として「同性カップル証明書を発行する条例案を来月の区議会に提出することに決めた」と明らかにした。条例案が通過すれば4月1日から施行される。桑原敏武・渋谷区庁長は「互いの差を受け入れ尊重する多様性社会を目指す観点で性的少数派問題に臨みたい」と話した。