中露「韓半島THAAD」へ牽制強化
ⓒ 中央日報日本語版2015.02.12 14:54
高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓半島(朝鮮半島)配備の可能性をめぐり、中国とロシアがTHAADに対する反対の声を高めている。
アレクサンドル・ティモニン駐韓ロシア大使が今月10日、ロシア「外交官の日」行事で「グローバル・ミサイル防衛(MD)システムをアジア・太平洋地域に拡大しようとする米国の意図が逆効果を生み、不安定をもたらしている」としながらTHAAD配備に対する懸念を間接的に現わした。
これに先立ちロシア外交部は昨年7月、THAADに対して「MDシステムの韓半島出現」と見なしながら「このような状況展開は北東アジア地域の戦略的情勢に影響を及ぼし、軍備競争を触発して韓半島核問題の解決にも困難を招くだろう」と主張したりもした。