韓国副首相「何でも私のせいとは…袋叩き」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.12 12:00
「構造改革をするにはみんなが力を合わせなければいけないが、少しうまくいかなければすべて私のせいとは。私は袋叩きだ」。
崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)副首相兼企画財政部長官は11日、トルコ・イスタンブールで記者らに対し、「副首相が法を改正し、世論を形成し、あらゆることをすべてできるわけではない」とし、このように不満を表した。主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁との2日間の公式会議を終え、共同宣言文を発表した直後だった。
崔副首相は昨年7月に就任し、拡張的な財政政策や4大(労働・金融・公共・教育)部門の構造改革を発表した後、意欲的に動いているが、経済のトップとしての不満を打ち明けた。年末調整の問題に続き、国会は与野党に関係なく「増税なき福祉」論争をし、トルコ出張の直前まで強く圧力を加えた。各種経済活性化対策にもかかわらず、昨年の税収欠損額は過去最大(10兆9000億ウォン)となると、政界からは崔副首相の責任という声も出てきた。