米販売不振・新興国為替レート悪材料…韓国自動車株が不振
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.11 11:46
自動車株の不振が尋常でない。現代(ヒョンデ)自動車と起亜自動車の米国販売量が明らかに減少したというニュースが株価を引き下げている。頼みの綱である新興市場は為替レートが足かせになっているという評価だ。スポーツユーティリティー車(SUV)のツーソン(Tucson )ニューモデルが出てくる4-6月期までは突破口が見えないというのが証券街の大半の意見だ。
◆起亜車、ELSの損失区間入る
現代車は10日、前日より0.63%下落した15万6500ウォンで取引を終えた。短期高点だった昨年12月5日(終値18万8000ウォン)以後、株価が16.75%下がった。突然の暴落はなかったが1~2%ずつ株価が落ちる日が多かった。0.66倍まで落ちた株価純資産倍率(PBR)、市中金利と釣り合う市価配当率にもかかわらず、機関を中心に連日売り物があふれている状況だ。