【社説】3年後の平昌冬季五輪、赤字最小化の対策を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.11 10:34
2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックが今月9日でちょうど3年先に迫った。平昌オリンピック組織委員会はこの日、江原道(カンウォンド)平昌で「G-3年、一足先に行く平昌-One day in Pyeongchang」をテーマにミニオリンピック開会式を行った。だが大会まで3年となった今、国民的呼応や冬季スポーツに対する熱い関心を見出すことは容易ではない。開催国の雰囲気がこのように冷え込んでいるが、どうやって成功的な大会を期待できるのか心配が先んじる。
もはやオリンピックは興行保証の小切手ではない。誘致し、財源を注いで施設を建設し、進行が立派だといって自然にお客さんが集まったりスポンサーがついたりする時代は過ぎた。平昌オリンピックが興行成果を上げるには周密で積極的なスポーツマーケティングが必要だ。このためには組織委と江原道・文化観光体育部をはじめとする行事主体間の有機的な協力が必須だ。コントロールタワーを明確にしながら一糸乱れず有機的な協力体系を維持しなければならない。