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【社説】韓国首相候補の言論観、今が独裁政権の時代か

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.09 16:26
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李完九(イ・ワング)前セヌリ党院内代表が次期首相候補に指名された時、我々にはそれほど抵抗感はなかった。安大熙(アン・デヒ)首相候補、文昌克(ムン・チャングク)首相候補が相次いで辞退し、危機意識を抱いた国民は、李候補の指名に対し、首相らしい首相が生まれるという期待を抱いた。しかしこうした期待が崩れる疑惑が相次いで出てくると、公職者として基本的な資質まで疑われる事態にまで発展した。

李候補が先月末、記者らとの昼食中、ある発言が公開された。李候補は「放送局の幹部に電話をして特定パネルを抜いた」と自慢した。「私は上の人たちと関係がある。あいつはよくてあいつはだめだ」と報道機関の人事に介入もできるという暗示もした。「そいつはもう終わり」という言葉は、本当に首相候補の口から出た発言なのか信じられないほどだ。政府が人事介入と報道指針で報道に圧力を加えた独裁政権時代でなければありえないことだ。李候補の時計はその時代に向かって逆に動くのか。

 
すでに李候補には国民の目の高さで理解するのが難しい疑惑が重なった。本人と次男の兵役忌避疑惑をはじめ、土地投機疑惑に国家保衛非常対策委員会・三清(サムチョン)教育隊関与、皇帝特講と教授特恵採用疑惑など数え切れないほどだ。さらに8日には次男が米ローファームから2億ウォン(2100万円)以上の年俸を受けても健康保険料を一銭も支払っていないという疑惑が追加された。こうした中で歪んだ言論観まで確認されたのだ。

セヌリ党は「李候補が私的な席でした発言を記者がこっそりと録音して野党に流した」とし、メディアに矛先を向けている。しかし私的な席で表れた首相候補の言論観がこのようなレベルなら、これを報道しないメディアが職務放棄だ。

李候補は最年少警察署長、忠南知事に4選議員を務めた経験と与党院内代表としての円満な姿が認められ、首相候補に指名された。しかし大韓民国の根幹である言論の自由を否定する思考を変えなければ、政府を率いる資格がない。李候補は10、11日に開かれる国会公聴会で誤った言論観を深く反省し、換骨奪胎した姿を見せなければいけない。

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