【コラム】ロッテと現代の差、16メートル(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.03 17:12
「大韓民国最高層ビル」タイトルの主人公が2021年ごろ現代自動車グループに移る可能性が高まった。現代車グループは先月30日、三成洞(サムソンドン)の韓国電力の敷地に高さ571メートルの115階建て超高層社屋「グローバルビジネスセンター(GBC)」を建設するという事業提案書をソウル市に提出した。当初伝えられた階数(105階)よりも10階高い。現代車の提案通りにGBCが完成すれば、来年完工予定であるロッテグループの第2ロッテワールド(555メートル)より16メートルほど高くなる。現代車の統合新社屋が現代車グループの提案通りに完工する場合、第2ロッテワールドの国内「最高層ビル」のタイトルは4、5年しか続かない見込みだ。次々と超高層ビル建設計画が発表され、「摩天楼の夢」もまた浮上している。
◆5年以内の周期で最高層ビルが入れ替わる
実際、2010年以降、韓国国内で相次いで超高層ビルが建設され、「最高層ビル」タイトルの主人公も5年以内の周期で変わっている。国土交通部によると、現在、大韓民国で最も高い建築物は高さ305メートルを誇る仁川松島(ソンド)の東北アジア貿易センター(NEAT)タワーだ。今年、最高層ビルのタイトルを獲得したNEATタワーは、釜山海雲台(ヘウンデ)「ウィーブ・ザ・ ゼニス・タワー」(80階、299.9メートル)を高さで5.1メートル抜いた。2011年から4年間、最高層ビルのタイトルを守ってきたが、松島の東北アジア貿易センターにタイトルを奪われることになったのだ。ただ、階数基準ではまだウィーブ・ザ・ ゼニス・タワーがNEATタワー(68階)より12階高い。NEATタワーも予定通りなら韓国「最高層ビル」タイトルを2年間ほどしか維持できない。