韓国市場で苦戦する日本車の反撃(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.03 09:14
トヨタやホンダなど日本車ブランドが今年韓国市場で靴のひもを締め直している。円安基調で有利な価格競争力にもドイツ車発の軽油(ディーゼル)熱風の直撃弾を受け昨年のシェアが下落したためだ。この1年でウォン円相場は100円=1010ウォンから910ウォンまで10%近く円安が進み、日本車の韓国での価格もある程度下落したが、消費者がディーゼルを前面に掲げるドイツ車に引かれガソリンを主に燃料とする日本車メーカーから目を背けた結果だ。トヨタは昨年、前年比8%減の6840台を販売し、ホンダは販売台数が25%以上減った。
反撃に出る日本車ブランドの武器はやはり高性能の「新車」だ。ガソリン価格も1リットル当たり1400ウォン台まで下落し日本メーカーに追い風となっている。まずホンダは3月から2011年に生産を中止した7000万ウォン台の大型セダン「レジェンド」を4年ぶりに再販売する。レジェンドはホンダの高級ブランド「アキュラ」の大型セダンで、グループ内最高級モデルだ。北米ではアキュラと「RLX」として販売されている。