韓国研究チーム「3年以内に100倍速い次世代半導体作る」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.02 16:58
昨年10-12月期のサムスン電子半導体部門の営業利益は前年同期比で35.7%増加した。サムスン電子の全体営業利益に占める割合も51.0%と1年前(23.9%)より2倍以上高まった。スマートフォンの不振を半導体が挽回したのだ。しかしこれまでの半導体技術は今や限界に直面している。持続的に大規模な収益を出しにくい構造だ。韓国科学技術研究院(KIST)が先月、次世代半導体研究所を新設したのもそうした理由からだ。研究所長には、10年以上「半導体一筋」で歩んできたチャン・ジュンヨン博士を任命した。チャン所長は「サムスンのような半導体企業はシリコン半導体製造ラインに数十兆ウォンを投資した状態なので簡単に工程を変えるのは難しい」として「従来の製造ラインを最大限活用して、次世代半導体を生産する技術がカギ」と話した。
◆電気消耗の少ないMRAM開発