韓国最高裁「英語ストレスで自殺、業務上の災害」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.31 12:07
大企業の部長だったAさんは2008年7月、クウェート工事現場への派遣が決まった。しかしAさんは現地に10日間出張した後、英語に対する負担感から派遣勤務をあきらめた。Aさんは同年12月、会社のビルの屋上で同僚と喫煙した後、ビルの下に飛び降りて死亡した。
Aさんの夫人(48)は2010年5月、勤労福祉公団に遺族給与を申請したが拒否されると、「業務上災害と認めてほしい」として訴訟を起こした。1審と2審は「Aさんが社会平均人の立場でとうてい甘受したり克服できないほどの業務上ストレスとうつ病で自殺に至ったとは考えにくい」とし、原告敗訴判決を出した。