現代車のテレマティクスサービス…空想科学映画が現実に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.30 16:26
毎朝5時50分に出勤する会社員イ・チャンフンさん(30)は29日、ソウルの朝の気温が氷点下5度まで落ちると、家の中で自動車のエンジンをかけた。先月イさんがスマートフォンに車両制御アプリケーション「ブルーリンク」を設置したからだ。さらにドアの扉も開閉でき、車両内の温度も遠隔調節できる。イさんは「冬に車の中に入ってから震えることがなくなった」とし「車両制御アプリがこういうものと早くから知っていれば、車を購入した時からすぐに使っていたはず」と話した。
「スマートカー(smart car)」が自動車市場の版図を変えている。米国市場調査機関ストラテジーアナリティックス(SA)の調査の結果、グローバルスマートカー市場は昨年の219兆ウォン(約23兆円)から2020年には302兆ウォンまで拡大すると予想される。先端情報技術(IT)が採用されたスマートカーは2011年の4500万台から2016年には2億1000台に増える見込みだ。