「いつかは韓国のように…」造船所訪れた発展途上国の青年たちの夢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.26 16:41
22日午後1時半ごろ、バス1台が大宇(デウ)造船海洋の巨済島玉浦(コジェド・オクポ)造船所に入った。乗客16人はバスの窓にぴたっと張りついて座りながら900トン級の巨大クレーン、巨大ドックなど造船所の施設を真剣なまなざしで見つめていた。
造船所を訪問したのはパキスタン・イラク・ガーナなどアジア・アフリカ14カ国から来た留学生。今は学生の身分だが、自国では中央銀行・財務部などで核心業務を担うエリートたちだ。
彼らは韓国国際協力団(KOICA)が2012年に開発途上国の金融産業育成のために開設した「開発途上国金融核心人材養成過程」で選抜されて現在KAIST(韓国科学技術院)金融専門大学院で2年過程を学んでいる。彼らに産業現場を見せようというのはホン・インギKAIST金融専門大学院教授のアイデアだ。2012年に初めての入学生を迎えた後、冬休みごとに学生たちと共に産業視察をしてきた。今年で4回目だ。