韓国開発研究院、初めて「世界10大シンクタンク」に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.23 11:46
国内最大国策研究所の韓国開発研究院(KDI)が世界シンクタンク競争力評価(米国除く)で、日本や中国の研究機関を抑え、アジアの研究所では最も高い9位に入った。通商分野の国策研究所である対外経済政策研究院(KIEP)は2番目に高い49位となった。
米ペンシルバニア大の「シンクタンクと市民社会プログラム」(TTCSP)が22日に発表した「2014年グローバルシンクタンク競争力順位」によると、米国を含む世界研究機関順位で、経済・外交政策などを幅広く研究する米ブルッキングス研究所(米国含む)が1位を守った。続いて国際問題専門研究所の英王立国際問題研究所(チャタムハウス)、米カーネギー国際平和財団、米戦略国際問題研究所(CSIS)、スウェーデンブリューゲル研究所が2-5位となった。
「トップ5」にはブリューゲル研究所がスウェーデンのストックホルム国際平和研究所(6位)を抜いて新たに入った。「シンクタンクのシンクタンク」と呼ばれるTTCSPは2007年から毎年、グローバル研究所の競争力を評価している。今回の調査は昨年8-12月、世界6681カ所のシンクタンクを対象に行われた。順位は世界の学者、政策担当者、言論人、分野別専門家の推薦とオンラインアンケート調査、専門家パネル評価など1950人が2度にわたる投票で決める。韓国経済マガジンはペンシルバニア大と協力関係を結び、毎年グローバルシンクタンク競争力の順位を発表している。