米大統領が抜けた朝中露首脳会談、韓国の立場は…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.23 08:12
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が5月、ロシアの戦勝70周年記念行事に出席する可能性が高まり、韓国政府の悩みも深まっている。モスクワで南北首脳会談が実現するかどうかがカギだが、これをそれぞれ異なる視線で眺める米中日露4強国との関係を滑らかに処理すべき問題も韓国の外交に大きな課題として投じられている。
閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官は22日、朴槿恵(パク・クネ)大統領がロシア戦勝記念式に出席するかどうかについて「5月の日程はまだ確定していない。いくつかの日程が競合するはずであり、こうした状況で検討する内容」と述べた。金正恩第1書記が出席する場合は朴大統領も出席するのかという質問に対しても、「まだ時間があるので総合的に判断して決めていく」と答えた。複雑な「外交高次方程式」に直面した青瓦台の悩みが感じられる返答だ。