脱北者シン・ドンヒョクさん、偽りの自叙伝で波紋
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.21 16:38
脱北者の北朝鮮収容所生活を扱った本『14号収容所脱出』(2013年3月出版)の主人公である脱北者シン・ドンヒョクさん(32)が「経験の一部は事実でない」と述べ、波紋が広がっている。
『14号収容所脱出』の著者ブレイン・ハーデン氏は17日(現地時間)、ワシントンポストのインタビューで、「シンさんは北朝鮮生活の大半を14号収容所ではなく18号収容所で送り、脱出の時期などにも一部誤りがあった」と述べた。
ニューヨークタイムズ(NYT)も18日、「シンさんはどの服役者も生きて出てくることができないという14号収容所で生まれ、2005年の23歳の年齢で奇跡的に脱出したという体験談で名声を得た」とし「しかしシンさんが言葉を変えたため、信頼度に疑問が生じたと報じた。