韓国の「モノのインターネット」核心技術、中国にもおされる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.20 14:02
今年成長軌道に乗ると予測されている「モノのインターネット(IoT)」の核心技術のひとつであるセンサー分野で、韓国は中国よりも競争力が落ちることが明らかになった。IoTプラットホーム競争力は米国に、ハードウェア生態系は中国におされるという評価だ。このままでは情報技術(IT)強国である韓国がIoT後進国に転落しかねないとの指摘も出ている。
19日、韓国産業通商資源部と電子部品研究院によると、世界センサー市場における韓国の占有率は2013年基準1.7%にとどまった。2.9%を占める中国にも及ばない規模だ。米国(31.8%)日本(18.6%)ドイツ(12.2%)などの3カ国が60%以上を占有し、世界センサー市場を主導している。韓国のセンサー技術力は米国の63%水準に過ぎないというのが電子部品研究院の分析だ。技術力が低いため先端センサーを生産できず、国内需要の大部分である80%以上を輸入に頼っている。